2010年03月08日
TITLE:Good BoyとBad Boyで思い出した!消えた周杰倫(ジェイ・チョウ)の特ダネ
なんのこっちゃ?というタイトルにしてしまいましたが、先月の台北でタクシーに乗った時のことです。
台湾に行くと、タクシーの運転手さんから日本語で話しかけられることが多いのですが、この時は台湾の歌手では誰が好きか、と聞かれました。う~ん、沢山いるし……どうしようかなと思い、「周杰倫と黄品源」と答えました。
すると、運転手さんは「周杰倫はBad Boyね、黄品源はGood Boy!」と言うのです。
まぁ、ジェイについてはマスコミが真偽の程はさておき、女性関係を次々と書き立てるので、そういうイメージで受け取られてしまうのですねぇ、きっと。黄品源(ホアン・ピンユエン)は、スキャンダルのない苦労人の中堅シンガーソングライターなので、Good Boyのイメージなのでしょう。もちろん、私もそう思っていますけど。(^o^) 黄品源(ホアン・ピンユエン)のことは、次の機会に書きますが、この時のやりとりで思い出したのが3年前のお蔵になった周杰倫(ジェイ・チョウ)の特ダネです。
2007年の8月、周杰倫(ジェイ・チョウ)が初めて監督を務めた主演映画「不能説的、秘密(言えない秘密)」のプレミアが、台北で開催されました。夏休みともろもろ取材を兼ねて台北に行っていたので、台風で警報が出されていましたが、会場である美麗華シネマへ向かいました。
屋外でのレッドカーペットは中止となったものの、地下1階広場に会場を移してプレミアイベントが行われ、監督・主演の周杰倫(ジェイ・チョウが相手役の桂綸鎂(グイ・ルンメイ)や共演の南拳媽媽(ナンチュエンママ)らと登場。朱延平(チュー・イェンピン)劉偉強(アンドリュー・ラウ)張藝謀(チャン・イーモウ)というビッグな監督たちからのムービー・メッセージもあり、かなり華やかなプレミアでした。
フォトセッションの後に囲み取材があったので、唯一の日本メディアである私は、最後に日本のファンへのメッセージをお願いしたところ、ジェイは「おお!」と、快く答えてくれました。すでに日本で主演映画も公開され、日本盤CDもリリース、前の年2006年に東京国際フォーラムでコンサートを行っていたので、ジェイにとっても日本はお馴染み。
「来年、日本でコンサートやるからね」という驚きのコメントに、「やった!」と思うと同時に、「いいのか?ジェイ、そんなこと喋って……」という困惑が決して多くない私の脳細胞の中をグルグル渦巻きました。
さぁ、困った。
本人が言うのだから間違いない情報ではありますが、日本の主催もわからない状況ではこのまま放送するわけにはいきません。主催は、前回と同じところだろうと推定して、その会社と日本のレコード会社に早速確認。当然のごとく「待った!」がかかりました。
社会ネタのニュースとエンタメのニュースは違いますから、“情報解禁”に関してはかなり気をつけなければいけないことは業界のルール。
結局、主催者からの情報解禁日を待って放送したので、特ダネにはなりません。
でも、情報解禁日にジェイ本人のコメントがあるというのは強み、という、かなり自己満足に近いものかも知れませんが、まっ、こんなもんでしょう、世の中は。
最近のジェイは、林志玲(リン・チーリン)とのコンビの「刺陵」、プロデュースと出演のテレビドラマ「熊猫人」、アジアで公開中の初の3Dカンフー映画「蘇乞兒」、そしてハリウッドにも進出して映画「青蜂侠」に出演するなど、俳優活動が続いていますが、今年はアルバムリリースとコンサートも決定しているようです。
日本での3回目のコンサートを期待したいですね。
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2010年03月01日
TITLE:台北のラジオ局で「一公尺」にうっとり
前回の台北滞在中、台北のラジオ局を見学するチャンスがありました。
台北在住の友人が、知り合いのディレクターが担当している生放送の見学に連れて行ってくれるということになり、映画「MONGA」のレッドカーペット取材の後、中國廣播公司へ向かいました。
中國廣播公司は、AMとFMそれぞれ3チャンネルずつ、合計6チャンネル放送しています。日本ではアナログ放送の場合、一つの局に電波は一つしか割り当てられないので、この台湾の電波事情には興味津々。
私たちが訪問したのは、その中の「FM103」、「娯樂E世代」という音楽番組です。夜10時から2時間の生放送で、DJはKENさんこと呉建恆さん。
到着したのはもう放送が始まる直前でしたが、KENさんはあわてることもなく歓迎してくれ、友人が「もう時間だけど……」と言うと、「大丈夫、僕の番組はのんびりやるから」と、これまたゆったりとスタジオへ向かったのでした。
そう、KENさんは日本語がとても上手なのです。
私も長いことラジオ番組を作っていますが、どんなベテランの喋り手でも、5分前にはマイクの前に座ります。いやぁ、所変わればずいぶん違うものだと感心してしまいました。あとから中國廣播公司のサイトでプログラムのページを見たら、スタートが22時02分からとなっていましたが、それにしても、みんなゆったりしていますねぇ。
スタジオは、アナウンスブースが区切られていない“アメリカンDJスタイル”。DJが一人で喋り、CDをかけ、CMボタンを押し、全てのフェーダー操作(音声のレベルを調整すること)をしながら番組を進めていきます。他のスタッフは、生放送と同時進行しているチャットの係りの人と、ディレクターだけ。
私が長らく務めていた日本のAM局だったら、演出と進行を担当するディレクターが喋り手と技術担当のミキサー、CDをかけたり細かいことを引き受けるAD(アシスタントディレクター)に全ての指示を出して番組を放送しますので、ずいぶん違いますね。
番組が始まってすぐに、「今日は、日本でアジアのエンターテインメントを紹介する番組を作っているプロデューサーが来ています」みたいな感じで(たぶん)紹介されたので、びっくり。とりあえずご挨拶代わりの拍手をしました。
KENさんは、かっこよくて、もちろん声も良いし、言葉はわかりませんがトークは上手い。音楽がかかっている間にチャットのPCのところへ行って書き込み、リスナーとオンタイムでやりとりしていました。すごいなぁ。
この日のゲストは、マレーシア出身の新進シンガーソングライター伍家輝(ウー・ジャーフェイ)。言承旭(ジェリー・イエン)の「一公尺」を作った人で、昨年末に台湾でアルバムデビューし、プロモーションでの出演でした。ギターの弾き語りで「一公尺」も聞かせてくれて、うっとり〜。中国語なのでどんなトークをしているのかはわかりませんが、楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
ラジオ局の社員だった頃、出張でアメリカとシンガポールのラジオ局を見学したことはありましたが、台湾は初めて。本当は、放送が終わってからKENさんやディレクターの方に色々お話を伺いたかったのですが、映画「MONGA」のパーティ取材に行く時間になり、心残りでしたが、途中で失礼することに。
また機会を作って、ぜひ見学させてもらおうと思っています。
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2010年02月08日
TITLE:五月天(メイデイ)の阿信がMV監督!
台北レポートの第二弾です。
2月4日に、五月天(メイデイ)の阿信が監督するMVの撮影取材があるというので、行ってきました。
このMVは、台湾のバンド「Magic Power」がリリースしたアルバムの「時間倒轉」という曲で、日本のAV女優でタレントの蒼井そらがゲスト出演しています。でも、内容は剣道をモチーフにした健康的なものです。(^o^)
Magic Powerはギターの雷堡(レイバオ)、ベースの凱開(カイカイ)、ドラムの阿翔(アシャン)、そして台湾では珍しい男性ツインボーカルの廷廷(ティンティン)と嘎嘎(ガーガ)による6人編成。ヒップホップ、ファンク、そしてロックを融合させたミクスチャーサウンドで、アルバムをリリースしてキャンパスライブやサイン会を行い、多くの音楽ファンの心をつかみました。
五月天(メイデイ)の阿信は彼らの「時間倒轉」を聞いて感動し、彼らのためにMV制作を手伝いたいと申し出たそうです。この話を聞いたMagic Powerは驚きと緊張でいっぱいでしたが、うれしさは隠しきれず、阿信のサポートに感謝していると語りました。
蒼井そらの起用は、話題性や違う世界とのクロスオーバーを狙ったもので、Magic Powerのメンバーが更に努力を重ねて良い成績を上げられるよう、激励の意味もこめられているということです。
そのため、会社は事前にメンバーにはこのことを知らせず、「ブリトニー・スピアーズをオファーしてキスシーンを撮る」などとあり得ない事を伝えていたようです。
そして撮影当日、現場で蒼井そらを見たメンバーは仰天。みんな一斉に携帯電話を出して写真を撮りまくったとか。
MVのストーリーは、幼なじみで一緒に成長した蒼井そらの笑顔を取り戻すために、Magic Powerの6人がタイムマシンを作るというもの。
監督の阿信は、「時間を戻すことはできないけれど、人間は自分で幸せをつかむことができる。努力して美しい新世界を作り上げること、彼らには音楽の力でそれを成し遂げて欲しいという希望をこめている。」という意図があるそうです。
さて、MVの撮影場所となったのは、「市長官邸藝文沙龍」。ここは1940年に建てられた和洋折衷の住宅で、1996年から民間に開放されています。現在は音楽や戯曲、映画、撮影、美術、文学、各種アートの展示会場となっていて、カフェやホールもあります。
私たちマスコミの取材タイムは、ここの庭で剣道着を着て竹刀を持ったMagic Powerと蒼井そら、そして阿信が加わってのフォトセッション。剣道シーンの演出風景というものでした。
蒼井そらは、一昨年幕張で開催された「アジア海洋映画祭」で上映されたタイ映画「夏休み、ハートはドキドキ!」に出演したり、アジアにも進出。知名度が高いので、台湾のカメラマン達はうれしそうに彼女に注目。私は、もっぱら阿信を追いかけていました。(^o^)
阿信は、自身の経営する「STAYREAL」ブランドのスヌーピーが描かれた黒のTシャツで、おそらくノーメイクだったと思います。まぁ、監督ですからね。
でも、かっこよかったです。自ら竹刀を振って演技を付けたり、「もっと本気で打ち込め!」みたいなアクションをしていました。
五月天(メイデイ)作品以外での阿信の監督作品、どんな仕上がりになるのか、楽しみですね。
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